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赤木教授からのお知らせ
目から鱗のトンネル技術史

このたび(社)土木学会より「トンネルライブラリー第22号 目から鱗のトンネル技術史 -先達が語る最先端技術への歩み-」が刊行されました。

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土木学会トンネル工学委員会では,2005年に技術小委員会にトンネル技術史部会を設けてトンネル技術史出版に向けての編集作業を進めてきた.今さら,なぜ土木学会がトンネル技術史を出版するのかと思われる向きがあるかもしれない.

トンネル技術史の編集,発行を思い立った背景,動機の最たるものは,トンネル技術の世代間継承の危うさを感じたことであった.トンネル技術はきわめて幅広く,従来,職人,マエストロの匂いが強い分野で,跡を継ぐものは現場における経験を通して親方から技術を自ら学び取ってその技術が伝えられてきたように思われる.しかしながら,昨今の社会情勢の急激な変革の煽りを受けてトンネル工事は減少するとともに,世代間のコミュニケーションギャップなどのためにその技術を次の世代に伝えていくことがきわめて難しくなったともいわれている.このため,トンネル技術史部会では最初の仕事として,トンネル技術の継承と伝承の難しさについて,事業者,施工者,コンサルタント等における実情を調査し,各分野の専門家と問題意識を共有した.

この成果を踏まえて,トンネル技術を山岳トンネルとシールドトンネルに大別し,戦後の日本におけるそれぞれの分野でトンネル技術開発を担ってきた各分野の先達たちに執筆の手間をおかけすることは申し訳ないので,担当者が参上してお話を伺った.その結果をもとにして,主に1945年(昭和20年)以降のトンネル現場の状況,各種のトンネル技術の導入,工夫,開発などの実態について,日本の近代トンネル技術史としてまとめることとした.


 ご興味のある方は,土木学会 刊行物案内 よりお買い求めください。


最終更新日 ( 2009/12/25 Friday 15:57:16 JST )
 
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